ちょっといきなり題名と若干ちがうのですが(後で信用できる先生にも繋がります)
学校の授業で「患者さん自身のやる気の大切さ」について先生がお話ししてくださって
そうだな〜と思ったので感想(?)と後半では厳しい意見があるので書きたいなと思います。
もう、ほぼ、ひとりごとですけど(笑)よかったら読んでくださいね。
先生のお話し
お話ししてくださった先生は、昔、お子さんに不調があったので、とある漢方薬局に通っていたそうなのですが、そこの先生がめちゃくちゃ厳しかったそうなんです。
5分遅刻してしまったら、もう診てもらえなかったり、漢方も指示通りにきちんと飲まなければ怒られたり(当たり前と言えば当たり前な気もしますが)
学校の先生はきちんと守っていたので怒られなかったそうですが
大人が大人にめっちゃ怒られている様子が衝撃的だったそうです。
確かに今の時代、そういう先生は少ない気がしますよね。良い意味で厳しいことを言わない、患者の事情を考えて優先してくれる先生が多いと思います。
なので、怒る先生が良いとかではないのですが
学校の先生は、患者さんと向き合って、しっかり怒ることができる漢方薬局の先生を見て
これだけ厳しいことが言えるのは、自分の治療に自信がないと言えないだろうし
信頼できる先生なんじゃないか?って思って、漢方薬局には3年間通ったそうです。
お子さんの不調は治って、治ったのが漢方だけのおかげかは分からないけど、3年間通い続けることが出来たのは
この先生の言う通りに治療したら治るんじゃないか?っていう気持ちがあったからだと思うとおっしゃっていました。
怒る怒らないは別として
患者さんに信頼してもらえる
「この先生だったら」と思ってもらえるかどうかって、すっごく大事なことだなと思ったのです。
信頼できる先生に出会えたら、患者さんは安心できるし、治療に対して前向きになれると思います。
じゃあどうすれば、そんな先生になれるのか?って考えたのですが
今回の授業では、この治療で良いのかなっていう迷いや自信の無さは患者さんに伝わってしまうよ
治療者が自信を持って治療できないと患者さんは不安になってしまうというお話しでした。
なので、まずはしっかり勉強して、自信を持って治療できるようになることが1番大切なのだと思います。(簡単に言ったけど1番難しい..)
事件簿 case1「硬いですね」
それと!ここからはわたしのめっちゃ個人的な考えなのですが、口うるさく思ったことがあるのです。
わたしは、結構こまかい、うるさいタイプなんですけど、だからこそ(?)これはダメなんじゃないか?って度々思ってしまうことがあるのです!
それは…
「患者さんの体質のせいにする」
です!!!
たぶん、されてる方は悪気はなくて無意識なんです。そんで、患者さん側も気にされない方もいると思うんです。
でも、わたしは、それが好きではないので、自分自身はしないように気をつけようと思います。
例えがないと、なんのこっちゃ?だと思うので、例えばのお話しをすると
授業でペア組んで鍼治療する際に、硬くて入りにくい時があります。その時
「めっちゃ硬くて入りにくいですね。」
これは肩周辺に鍼をする際に何度か言われたことあるので、わたしの肩周辺は他の人より本当に硬くて入りにくいのだと思います。(ペアの人ごめんなさいね..)
でも、きっと硬いと思っても言わないで治療を続ける人もいるし
硬くても、それを問題と思わずに治療できる人もいると思います。
「硬い部分がありますね。なのでこういう治療していきますね。」
とか
「この辺り硬かったので、こうしました。」
のような、改善策とか報告と共にの「硬いですね」なら分かるんです。
でも、「硬いですね」だけでは
ただのマイナスな感想やーんって思うので、それをどうにかする事が出来なかった、どうにかしてみようと工夫をしなかったのなら言わない方が良いのではないか?と思っちゃうんです。
事件簿 case2「薄いですね」
硬いですね事件?以外にも、印象的だった事件があります。
腕踝鍼(わんかしん)という療法で
すごく簡単に説明すると鍼を水平に寝かせて皮下に沿って浅く刺入するというものがあるのですが
授業でしたときに思ったより浅く刺さってしまったようで
「皮膚めっちゃ薄いですね」
、、全てわたしの皮膚のせいかいな
も少し深く刺すべきだったとは思わないのかいな
って思いましたけど
わたしが厳しすぎるのでしょうか?どうなのでしょうか?
なんとかまとめます
患者さんの体質で、治療しにくい、しやすいは本当にあるとは思うし、よっぽど難しかったらそりゃ難しいと言ってしまいたくもなるだろうけど、それならそこは避けて別の部位で治療したら良いし
少しの違いなら、わたしは患者さんの身体に合わせて自分が鍼の打ち方を変えたら良いと思うから
患者さんの体質どうのこうの言いたくないなって思います。
授業だから、クラスメイトだからってこともあるでしょうけど、実際に働き始めたら気をつけるのかもしれないけど
いつもしていることって、とっさに出てしまうと思います。
授業だから緊張感がない、こんなもんで良いかなっていうのは、どうなのかと思ってます。
ちょっと(?)話がそれて愚痴になっちゃいました。すみません。
でも、人によって捉え方は違うと思うので、例えばマッサージをしてもらったときの「凝ってますね〜」は「そやろ〜」って楽しい会話にもなるだろうし
お医者さんや看護師さんが採血をする時の「血管細いですね」は「そうなのよ〜」あなた分かってるじゃないって嬉しくなる人もいるだろうし
なので、人それぞれだと思うので絶対に間違っている!というわけではないのですが
わたしは、今後、鍼灸師になって患者さんを治療する立場になったとき
患者さんが、もしかしたら不安になってしまうかもしれない、患者さんの体質についての「ただの感想」は言わないようにしたくて
言うとしたら、きちんと説明できたり、なのでこうしていこうと思いますというような提案をできるようにしたいです。
「患者さんの体質のせいにする」
って言い方は大袈裟かもしれないけれど、わたしが患者だったら、このような事が積み重なった場合、先生のこと信用できないと思うきっかけになってしまうかもしれません。
ですが!
わたしはこんなに厳しいことを人に思ってしまうけど、自分自身ができているかというと、できていないことも多いと思います。(どういうこっちゃ)
自分のこと棚に上げ過ぎですね..
でも、自分が患者のときにしてほしくないなってことは、自分でもしたくないし、いやだなと思うことは、やっぱりいやなので
人にしてしまわないようにしっかり意識したいし
自分は何とも思わないことでも、人によって感じ方は違うので、そう思う方もいるんだなって、色んな意見と向き合えるようになっていきたいです。