鍼灸

500円で箱灸を作成。冷えを改善したい!

夜になると肌寒くなってきましたね。

わたしはサンダルが楽で好きなので、毎年10月くらいまで、まだいけるかな?と周りを見渡しながら、ギリギリまで履き続けてしまいます。

ですので、足は冷えています。

東洋医学的に、頭を涼しく、足元は温かくという意味の「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」という言葉もありますので

ギリギリサンダルは真似してはいけません。

ギリギリサンダル中のわたしは、これは温めなければ!と思いまして、箱灸を作成してみました!

 

 

箱灸とは

背中、腰、お腹など広い面積をじんわりと身体の芯まで温める。筋緊張緩和、血行の促進など期待できる。

 

 

作るの面倒な方は既製品もありますし、煙が出にくい炭化もぐさというものもありますよ。

山正さんから
「もぐさんの箱きゅう」という商品も販売されています!
https://moxa.net/hakokyu/

 

灸頭鍼(きゅうとうしん)のモグサを代用したかった

 

 

灸頭鍼とは

ステンレス製の鍼の柄に丸めたモグサを取り付け、燃焼させて温める事で血流の循環を促す。

主に輻射熱による温熱療法。鍼治療との相乗効果が期待できる。

 

 

このように丸めたモグサを鍼に付けるのが灸頭鍼です。

どどーん

これは灸頭鍼に使うモグサです。

1年生の時に練習用に買った物が余り過ぎちゃって、灸頭鍼は背中や腰部に自分で出来ないしな〜と思ってそのままでした。

そんな時、学校の実習先の先生が手作りの箱灸を見せてくれたのです!

こ、これだ!!!

そうして、わたしは(2週間後)セリアへ走りました。

写真は山正さんの灸頭鍼用もぐさ月光ですが、箱灸だけをされる方は、温灸用のもぐさを購入する方が良いかもしれません。

 

いざ!箱灸作成

用意するもの

・箱的なもの
・網的なもの
・アルミテープ
・ライター(チャッカマンかシュボーッと火が出るタイプのライターがつけやすいかも)
・カッターやノコギリ

 

 

①箱的なものの底に穴をあけます。


どれくらいあけるかというと、網的なものが引っかかるくらいです。

木箱にしたかったんですが、ノコギリを使いこなす自信がないので紙の箱にしました。

最初はカッターでくり抜こうとしましたが、カッターすら使いこなせなかったので、底を思いっきり押したところ、、

めっちゃ綺麗に抜けてくれました!(ブラボー!)

深さが浅くて、このままでは熱そうだったので、蓋の部分もプラスすることにしました!

思いっきり押したらこれまた綺麗に外れてくれて楽チンでした。

 

②内側にアルミテープを貼る

なんで貼るのかというと、灰を拭き取りやすいのと、温かい時間が長くなるからだそうです。

これが一番難しかったです。テープを長く切るとくっついて大変だったので半分に切って分けて貼ると綺麗にできました!

 

③網の形を浅くした

手で簡単に形を変えられる網だったので、身体との距離を離すために浅くしました!

もぐさをのせて完成です!!!

 

使ってみた感想

そう!使う場所が重要です!!
煙がめっちゃ出ます!!!火災報知器が鳴ります!

わたしの今住んでるマンションでも鳴りそうなので、実家で使いました。

焼き肉以上の煙と匂いなので場所は本当に選んでご使用ください。

 

最初、これくらいの大きさのモグサで自分のお腹で実験してみました。

めっっちゃ熱くなってきて途中で取りました。笑
あと、網の目が荒くて灰が落ちてこないか怖かったです。

落ちてこなかったけど、もっと細かい網があれば、この恐怖は感じずに済むかと思います。箱に引っかかる大きさの茶こしとかが良さそうです。

 

もぐさの大きさを小さくして、母と妹にも協力してもらいました!

妹のお腹

母の腰

左が小さくしたモグサの燃えた後、右がわたしが実験して熱かった後です。


左の大きさでも、箱灸を取った後しばらくしても身体がポカポカしているとのことでした。

この大きさでは、きっとモグサは永久に使いきれないと思いますが、冬に向けてポカポカしていきたいなと思います。

 

注意点

・換気
・換気
・換気ったら換気
・網の目が荒いとこわい
・火の取り扱い
・カッター、ノコギリで手を切らないように
・チャッカマン買い忘れてコンビニで買おうとしたらチャッカマン無かったし、ライターは100円以上したので買い忘れ注意!

 

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