天人合一思想(てんじんごういつしそう)
東洋医学では『天人合一(てんじんごういつ)思想』とう考え方があります。
『人間も自然の一部』
『人間は自然界からかけ離れて生活することはできない』
季節に合わせた生活を送ることで健康を保つことができるという教えです。
なので、わたしは仰せのままに(?)
この春〜夏にかけて頻繁に軽い山登りをして過ごしました!(ただ遊んでただけ)
最後にお写真も載せてますので是非見てくださいね!
季節に合った過ごし方
外が暑いからといって冷房が効いた室内でずっと過ごしていると毛穴が閉じて熱の発散場所が失われてしまいます。
元々、お身体が熱に傾きやすい方は更に熱がこもってしまいます。熱中症にもなりやすくなります。
夏の気候に順応するには、外出する機会を作って適度に皮膚に太陽を浴びて発汗することです。
汗と共に身体にこもった内熱を追い出して陽に傾き過ぎる身体を整えることが大切です。
夏の過ごし方が冬の健康にも繋がってきます。
陰陽論
また『陰陽論』といって
『世の中のすべてのものは陰と陽の二つの性質によって成り立ちバランスをとって存在している』という考え方もあります。
陰陽で世の中のものを分類してみると
【陰】
女・夜・裏・地・昔・静・暗・月・右・偶数
【陽】
男・昼・表・天・今・動・明・太陽・左・奇数
のように分けられます。
(東洋医学は大きく分類すると病気を陰の病と陽の病に分けて診ます)。
まだ暑いですが、暑さのピークは過ぎて涼しくなってきました。
陰陽論では陰陽転化(極まると反対に転じる)と考えます。
夏は明るい時間が長く(陽>陰)、冬は暗い時間が長く(陽<陰)なってきます。秋冬は陽の性質が治まり陰の性質が高まってきます。
この季節の移り変わりが人の身体にも当てはまります。
活発的だった夏とは違い、陰分を養っていく時期になりますので睡眠時間が更に大切な時季になります。
養生しましょう
睡眠以外にも
・運動習慣をつくる
・飲食を整える
・冷えないように心がける
なども大切です!
工夫して過ごしてみてくださいね。
写真
布引の滝〜布引ハーブ園
摂津峡
六甲山