天然石のブレスレットを作ってもらいました。
すごく綺麗です!

電話をして繋がらないと作成のお願いができないお店で、生年月日やお願いごとなどをお伝えして作っていただけます。

母が誕生日プレゼントとして作ってくれた世界にひとつのブレスレットなので、すごくうれしいです。

石の説明書に、内臓を癒す効果も書いてあったので、天然石にはそんな効果もあるんだ!と興味が湧いたので調べてみました。

 

 

※今回、自分なりに調べたことについて書いていますが、わたしには石の専門知識はありませんので別の考え方もあるのかもしれません。

身につけることでプラスに感じることがあるのなら、ご自身に合っているものなのだと思います。

現代医学的な考え方

現代医学では、天然石が内臓機能を直接回復・改善させる作用は確認されていません。

内臓の働きは主に

  • 自律神経

  • ホルモン分泌

  • 血流

  • 免疫反応

これらの調整によって変化します。

天然石が皮膚に触れるだけで、これらに影響を与える電気的・磁気的・化学的刺激を安定して発する事実は存在しません。

そのため治療・予防・体質改善の手段としての医学的根拠は否定的です。

ただし「楽になった」「落ち着いた」と感じる人がいる理由としてプラセボ効果は確認されています。

これは石の力ではなく安心感や期待感による心理反応が自律神経に影響する現象です。

古くから内臓を癒すと語られてきた歴史的背景

古代文明の身体観

古代メソポタミア、エジプト、中国では石は

  • 朽ちにくい

  • 大地から生まれる

  • 長く形を保つ

こうした性質から生命力や内なる力の象徴とされました。

当時は内臓・感情・精神を分ける考えがありません。

内臓の不調は内側の力や魂の乱れと理解され、石を身につける行為が内面を整える象徴と結びつきました。

古代ギリシャの体液説

ヒポクラテス医学では人体は四つの体液のバランスで成り立つとされました。

体液の乱れは感情、性格、内臓の状態と直結します。

色や質感を持つ石は体液や臓器と象徴的に対応づけられ、調和を保つ存在として扱われました。

中国思想と五行の対応

中国思想では五行と内臓が体系的に対応づけられます。

  • 木:肝

  • 火:心

  • 土:脾

  • 金:肺

  • 水:腎

同時に色や鉱物も五行に割り当てられました。

石は臓器そのものを治す存在ではなく、象徴として配置されました。

東洋医学では現代的にどう扱われているのか

現代の中医学・漢方・鍼灸において天然石を身につけて内臓を治す治療法は存在しません。

治療の中心は

  • 生薬

  • 鍼灸

  • 食養生

  • 生活習慣の調整

などです。

天然石は意識を向ける対象や生活改善のきっかけとして補助的に扱われていて、東洋医学でも石は治療手段ではありません。

スピリチュアル・代替医療における解釈

※以下は医学的に検証された理論ではありません。

エネルギーと波動の考え方

スピリチュアル分野では人の身体や内臓はエネルギーの流れを持つと考えられます。

  • ストレスや感情の乱れで流れが滞る

  • 滞りが不調として現れる

天然石は安定した結晶構造を持つため固有の波動を持つと解釈されます。

その波動が人のエネルギーと共鳴し、全体のバランスを整えると説明されます。

感情と内臓の対応

この分野では内臓は感情と直接結びつけられます。

  • 肝臓:怒り・抑圧

  • 心臓:喜び・悲しみ

  • 胃腸:不安・緊張

石を身につける行為は特定の内臓に意識を向け、感情を整えることに繋がります。

色の効果による説明

色の持つ心理的・象徴的意味も重視されます。

緑色の石は安定や回復の象徴とされ、肝臓や解毒のイメージと結びつけられます。

ここで語られる「癒し」「解毒」は生理学的機能の改善ではなく、心理的・象徴的表現です。

まとめ

天然石が「内臓を癒す」と語られてきた背景には

  • 古代の身体観

  • 象徴的思考体系

  • 医療未発達時代の説明構造

  • 心理的安心効果

これらが存在します。

現代においては心を整える象徴・お守りとしての位置づけで、医療と対立させず、補助的に楽しむことが良いのではないかと思いました。

でも、キラキラしていてつけているだけで嬉しくなりますね。

それで充分効果があると思うので、わたしも毎日身につけます!